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私家版 TypeScript 抽象データ型表現

TL, DR; 読んだ: TypeScriptの異常系表現のいい感じの落とし所 | Developers.IO 方向性はとても同意できるがデータがオブジェクトである積極的な理由がないのが分かる。今日び new Success(...) もあるまい。 構造的型付が原則なんだから Namespace Import する前提で型定義と関数を公開してしまった方が単純な FP スタイルで書けて勝手が良い。 そういうわけで僕なら こう書く。 使い方 import * as Result from './result' ; function doSomethingFailable () : Result . T < number , Error > { const r = Math . random () ; return r < 0.5 ? Result . success (r) : Result . failure ( new Error( 'Something failed.' )) } function orDefault < V > (result : Result . T < V , unknown >, defaultValue : V) : V { return Result . match (result , { failure() { return defaultValue ; } , success(value) { return value ; } , }) ; } const result = doSomethingFailable() ; console . log (orDefault(result , NaN)) ; // Prints a number < 0.5, or NaN. 自明な flatMap / map がないのでより低水準な変換として match を提供しているが、もちろん型の利用者が合意できるなら Optional に類する定義を採っても良い: function map < V , U ...

Punning いろいろ

Perl 6 に colon pairs という構文 がある。名前の通りコロンから始まる Pair のコンストラクタで、例えば次のように使う: :foo(42) # foo => 42 :bar<yay> # bar => 'yay'; 値が括弧類を使うリテラルの場合は小括弧は不要 :baz # baz => True; 値を省略すると True になる :!quux # quux => False; 実に Perl らしい否定形 :$var # var => $var 言う間でもないがこれは Hash を生成する場合のみならず、名前つき引数を渡す際にも便利である。 :$var という形式は変数の (sigil を除いた) 名前がそのままキーになるので、Perl 5 でよくある f(foo => $foo, bar => $bar, ...) といった繰り言をひとまとめにできる。 こういう構文を Punning (語呂合わせ、地口) と言ったりする。 対称的に関数のシグネチャも同様に書ける: sub f(:$x, :$y) { $x - $y } my $x = 42; say f(:$x, :y(1)); # 41 say f(y => 1, :$x); # ditto; 名前つき引数なので順番は可変 JavaScript の場合 JavaScript は冗長な用語を好むので Punning より Destructuring Assignment (の省略構文) と言った方が通りが良いだろう。 Destructuring Assignment の正確な構文は複雑だが、「右辺のオブジェクトを構築するときに値を置くべき場所に識別子を置くと対応する値が束縛される」程度の認識で概ね正しい: const { x : value } = { x : 42 }; // value === 42 そして代入しようとする識別子名がオブジェクトのキーと同じ場合は識別子を省略できる: const { x : x } = { x : 42 } // x === 42 const { x } = { x : 42 }; // ditto; ...

js_of_ocaml の使い方

js_of_ocaml (jsoo) は Ocsigen が提供しているコンパイラである。その名の通り OCaml バイトコードから JavaScript コードを生成する。 これを使うことで OCaml で書いたプログラムを Web ブラウザや node.js で実行することができる。 インストール 単に OPAM を使えば良い: $ opam install js_of_ocaml js_of_ocaml-ocamlbuild js_of_ocaml-ppx バージョン 3.0 から OPAM パッケージが分割されたので、必要なライブラリやプリプロセッサは個別にインストールする必要がある。 とりあえず使うだけなら js_of_ocaml と js_of_ocaml-ppx の二つで十分。後述するように OCamlBuild でアプリケーションをビルドするなら js_of_ocaml-ocamlbuild も入れると良い。 これで js_of_ocaml コマンドがインストールされ、OCamlFind に js_of_ocaml 及びサブパッケージが登録される。 コンパイルの仕方 以下ソースファイル名は app.ml とし、ワーキングディレクトリにあるものとする。 手動でやる場合 一番安直な方法は、直接 js_of_ocaml コマンドを実行することである: $ # バイトコードにコンパイルする。js_of_ocaml.ppx は JavaScript オブジェクトの作成や操作の構文糖衣を使う場合に必要 $ ocamlfind ocamlc -package js_of_ocaml,js_of_ocaml.ppx -linkpkg -o app.byte app.ml $ # 得られたバイトコードを JavaScript にコンパイルする $ js_of_ocaml -o app.js app.byte OCamlBuild を使う場合 OCamlBuild を使う場合、.js 用のビルドルールを定義したディスパッチャが付属しているので myocamlbuild.ml でこれを使う: let () = Ocamlbuild_plugin . dispatch Ocamlbuild_js_of_ocaml . dispatcher $ # app.ml -...