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11月, 2015の投稿を表示しています

Algorithm::LibLinear Tutorial

About this article This article is meant to be an introduction guide of Algorithm::LibLinear , a Perl binding to the famous LIBLINEAR machine learning toolkit. I've once written an article titled "Algorithm::LibLinear の紹介" ("Introduction to Algorithm::LibLinear,") in Japanese. Today, although some part of the article is outdated, Blogger's access analytics reported me that the article is still popular, and fairly large number of visitors are from English-speaking country. Thus I guessed I should prepare an updated tutorial in English. Notice that what I try to describe here is library usage, not a machine learning methodology. If you are new to machine learning, I recommend to read a practical guide by Chih-Wei Hsu, et al and try LIBSVM/LIBLINEAR using CLI commands at first. As you might see my English skill is not so great. Please don't hesitate to point/correct unclear part of this article and help me to fix it. Installation Algorithm::LibLinear...

Perl 6 Language Documentation を読む - Sets, Bags and Mixes

この記事について 先日の稿で Perl 6 の解説を書こうと思っているなどと書いて言質を振り出してしまったので果たさねばならない。 Perl 6 の言語自体を解説するアップデートされた日本語資料は大変乏しいので、とりあえず Perl 6 Documentation を読んで紹介するだけでもいくらか価値があるだろうと思う。 率直に言って僕の英語の読解力は甚だ貧しいので、近頃話題になった「腐った翻訳」になるのを避けるためにドキュメントを読んでから試行した結果に基いて解説を書くことにする。 翻訳ではないので文章自体は元の文書とは対応しないが、とにかく Rakudo Perl 6 上での挙動としては正しい解説になるはずである。 読む順番は決めていないが、簡単そうな文書の中で面白そうなものから進めていきたい。 本文の前書き 近頃の言語は集合型が必要なことになっている。厳密にいえば数学的な集合というより、順序付けられておらず要素が重複しないコンテナがプログラムの構成部品として便利だということである。 Ruby も Python も Swift も、C++ の STL にだって (それが本当に集合と呼べるかは別にして) [Ss]et がある。 Sets, Bags, and Mixes は Perl 5 には標準で備わっていなかった集合の操作をサポートする Perl 6 のクラスとロール群について解説している。 Set は単純な集合、 Bag は重複可能な集合 (つまり multi set) で、 Mix は要素に重みを持たせた集合を表す。 これらは一種の連想配列で、つまり要素に対して Set はそれが自身の要素かという真偽値、 Bag はその要素をいくつ持っているかという整数値、そして Mix はその要素に割り当てられた重みを実数値で対応させる。真偽値を 0/1 と対応させれば Set の一般化が Bag だし、さらにその一般化が Mix とみなせる。 Bag や Mix を使えば重みに応じて確率的に要素をサンプリングするような処理も可能なため、各種のアルゴリズムやビジネスロジックの記述にも便利だろう。 Set 、 Bag そして Mix はすべて不変クラスである。対応する可変クラスとして SetHash 、 BagHash そ...